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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年08月23日

てふてふカッフェ(京瓦チーム)

はじめまして!
てふてふカッフェ、京瓦チームの山本です。

以前の記事にもある通り、
私達は、伝統工芸に出会う場としての、
仮想の「てふてふカッフェ」というカフェのために、
京瓦を用いた作品の制作をしています。

京瓦とは、京都独特の瓦の名称です。
主な特徴は、粘土に「磨き」をかけることです。
焼く前の粘土に何度も磨きをかけることで、
独特の優雅な光沢が出ます。

今やほとんどが機械で大量生産される瓦ですが、
今回お世話になった浅田製瓦工場さんでは、
今も昔ながらの方法で瓦を制作されています。

通常は屋根材として用いられる瓦ですが、
今回私達は、お皿や花器など、カフェやお家で
使えるものを制作しています。

浅田さんにアドバイスをもらって、デザインを練り直し、
教えてもらいながら、それぞれが作品を作っていきます。


↑浅田さんに磨きのお手本を見せてもらうの図。


↑へらで粘土を磨いていきます。

でもこの「磨き」がなかなかうまくいきません!
粘土が乾かないうちに、手早く綺麗に仕上げるのがポイントです。

磨きの作業が終われば、後はしっかり乾燥させて、窯で焼きます。


↑右の粘土は、だいぶ乾いてきていますね。

今は、乾燥した作品を窯に入れる、
窯積みの作業が終わったところです。

数日後、窯から作品を出し、
錺金具•金彩の作品と共に、いよいよ会場に展示します。

焼き上がった京瓦はどんな光沢が出るのでしょうか。
私達も仕上がりが楽しみです!
錺金具•金彩•京瓦のコラボレーションや、
カフェ空間の演出も、
ぜひ会場にいらして確認してくださいね!

お待ちしています。  


Posted by Craft Concierge京都 at 01:19Comments(0)てふてふカフェ

2009年08月15日

てふてふカッフェ(金彩チーム)

こんにちは!はじめまして
てふてふカッフェ、金彩チームの尾山です。

8月10日の記事にもあるように私たちの展示のテーマはカフェ!
ということで、金彩の技術を用いた
様々なカフェグッズをただいま製作中です。

金彩ということで布を用いた作品が主です。
ランチョンマット、コースターなどなど、
実際の生活でも使えそうなものが盛りだくさんです。

先週、金彩の師、荒木さんの工房をお訪ねし、
自分たちで考えたパターンを実際に布に金でのせる
という作品作りの中でもとても重要な作業をしてまいりました。

そのときの様子をいくつか写真でご紹介したいと思います。

私たちは大学でまずシルクスクリーンという孔版の版を
自分たちで制作しました。
模様の部分に穴が開いています。



これをつかって何をするのかというと、金をのせるためのノリをぬのにつけます!

工房にもっていって…
難しい作業なので、最初は荒木さんに教えていただきます!
お願いします。




そして慣れてきたら自分で…えいっ。できてるんでしょうか…?




そしてノリが乾いたら
金をのせるのは師匠荒木さんにおまかせします。
特別な溶剤を吹きかけて、ノリを蘇らせます。ふーっ。




それから乾かないうちに、金粉をふわふわっと筆で乗せます。



僕もやります!!




掃除機で余分な金を吸い取ったら…




めでたく完成!
自分たちがデザインした模様がピカピカと浮き上がってきます。




これから先はこの金ののった布を使って、
仕立ての作業に入ります!
これらの布がどのような物に仕上がってくるのか、
それは展示場でのお楽しみです!

どうぞ、ご来場お待ちしております◎  


Posted by Craft Concierge京都 at 22:57Comments(0)てふてふカフェ

2009年08月10日

てふてふカッフェ(錺金具チーム)

はじめまして。
てふてふカッフェ、錺金具チームの高橋です。

08月04日の記事にもあるように、私たちは伝統工芸の技術を用いて今日の生活空間に溶け込むものを作ろうと、各工房の方のサポートのもと作品制作をしています。

今年は錺金具、京瓦、金彩の技術を用いて制作した作品で、仮想のカフェ『てふてふカッフェ』を再現しようと考えています。

展覧会で伝統工芸の作品を見るというよりも、カフェにやってきたような気分で、お皿やカトラリー、エプロンなどとして使われている作品を見ていただけるとうれしいです。

森本錺金具さんの工房へ伺っての打ち合わせなどを経て、実際の制作を進めています。

森本さんへ作品の案をお見せし、それを錺金具でする意味はあるのか、もっとこうしたらどうか、という指摘やアドバイスを頂き、自分たちの認識の甘さや学校で教わるものとはひと味違うものづくりの奥深さを感じています。


制作した作品がカフェの中で、どんな表情を見せてくれるのか私たちも楽しみです。

ぜひ展示で確認してみて下さい。  
タグ :錺金具


Posted by Craft Concierge京都 at 16:35Comments(0)てふてふカフェ