2009年09月09日
みなさま、ありがとうございました◎
***本日、無事に最終日を終えることができました***
みなさま、ありがとうございました◎
始まる前は「失敗したらどうしよう…」「本当にこれで伝わるかな」など
不安要素しかないのでは!?と戦々恐々としておりましたが、
本日、訪問者を累計すると…、
なんと!!
一週間で800名もの方に来ていただけておりました!!!
ありがとうございます◎
みなさまの心に、京都の伝統工芸のことが少しでも伝わりましたでしょうか?
伝わっていたら、Craft Concierge一同とても嬉しく思います。
******
最後の企画として…
「HELLO!伝統工芸@ブログ」をお送りします♪
入口です。バナー、かわいいでしょ?
ドーン!と神輿が。入ってすぐに現れます。
後ろの方に見えるのは…?
小学生がチャレンジした金彩ハンカチです!みんながんばったね。
のちほど小学校に届ける予定です◎
展示室の様子①錺金具が見えます。
展示室の様子②金彩と京瓦が見えます。
ご協力いただきました3名の職人さんです!写真ですが…笑
錺金具の森本さん、金彩の荒木さん、京瓦の浅田さん、ありがとうございました!
館内の様子、少しは伝わりましたでしょうか??
さらに、てふてふカフェという学生デザイナーの部屋もあります!(写真とり忘れました)
******
展覧会は、企画側(スタッフ)だけでは成り立ちません。
見てくれる方がいて、初めて展覧会になると思うのです。
そういう意味で、まさしく
ご来場いただいた方と、一緒に作り上げた一週間だったと思います。
本当にありがとうございました◎
スタッフ一同、お礼申し上げます!!
来年もさらに進化して開催を予定しております。
どうぞよろしくお願いいたします!
Craft Concierge 京都 EXPO2009スタッフ一同
2009年09月08日
最終日!
1週間続いてきた【HELLO!伝統工芸】も、今日で最終日です!
ご盛況により、あっという間にすぎてしまった気がします。
一般の方や学生さん以外にも、
留学生、岡山の人、職人さんの関係者、高校の先生、小学生…など
色々な人にきていただけました!ありがとうございます◎
最終日の本日は15:00までの開館です!
お待ちしております!!
2009年09月05日
『人形浄瑠璃の巻』 - 其の二
さて、本日3時から行われる人形浄瑠璃の続きについてお話したいと思います。
前回、上演してくださる方たち『阿波木偶箱廻しを復活する会』の紹介を少しさせていただきました。
今日はその方たちに 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館の裏スペース(本EXPOの玄関口にあたります)にて上演していただく演目『三番叟まわし』について紹介しますね。
『三番叟まわし』とは…
四国の代表的な祝福芸は「三番叟まわし」です。
ふたつの木箱に三番叟(千歳・翁・三番叟)とえびすの四体の木偶を入れ、木偶遣いと鼓打ちの二人が家々を門付けしました。
三番叟とえびすが「五穀豊穣」「無病息災」「家内安全」や「商売繁盛」を予祝し、新年を迎えた人びとに明るい展望と生きる勇気を与えました。
「三番叟まわし」芸人の存在は、公文書をひもとくと1700年代はじめまでさかのぼれます。江戸期以前から淡路や徳島ではぐくまれたと考えられています。
徳島県の正月儀礼として永く定着した「三番叟まわし」は、香川県や愛媛県の正月にも無くてはならない文化となりました。しかし、1960年代にはその姿をほとんど見ることができなくなりました。
阿波木偶箱廻しを復活する会では、この「三番叟まわし」をはじめとする「箱廻し」を復活し、伝承する取り組みを行っていらっしゃいます。
後2時間余りで、いよいよ上演です!
皆様お誘いあわせの上、おこし下さい。
冷たいお茶と、お菓子(先着50個)でお待ちしています。
2009年09月04日
小学生と・・・
今日は小学生60人と一緒にワークショップを行いました。
ツアーチームのレクチャーの後、
6~7人のグループで、金彩のワークショップと資料館での展示を順番に見てまわりました。
小学生はみんな元気で、圧倒されながらも、なんとか時間内に終わらせることができました。
ワークショップでは、みんな「金だー!!」と大喜び!!
金を貼り付け、模様が見えたときに「おぉ!すげー!」と言ってくれたのが、ほんとうれしかったです。
小学生の作品を、今日から8日まで、資料館のワークショップスペースに展示してあります。
貼り付け作業中・・・
張ってみると、本当にカラフルで、きれいです!!
小学生みんなの名前入りです。見に来て下さいね。
展示チーム、みんなでがんばっています。
ワークショップは資料館でも8日まで毎日行っています。
午前の部11時~12時、午後の部14時~15時の間でしたら、いつでも受付ています。
無料ですので、ぜひ体験してみてくださいね☆
2009年09月03日
明日から特別プログラムが始まります。
広報担当の竹村です。
EXPO開催から3日目を迎えました。
連日たくさんの方に来ていただき、とても充実したEXPOとなっています。ありがとうございます。
ご来場された方に展示の内容を説明していると、「昔はこの裏口が表玄関だったんだよ~」「昔、下鴨神社では映画の撮影がよくされていて、それを見に行くのが楽しみだったな~」などなど、興味深いお話をたくさん聞くことができ、とても勉強になります。スタッフも来られたお客様も、相互が楽しめる時間を作ることができるのが、EXPOの醍醐味だな~と感じています。
そのEXPOを盛り上げるものとして、職人の方の作品や学生達の作品以外にも、色々なものを今回は用意しています。
まず1つは、スタッフTシャツです。ご来場された方はご覧になったと思いますが、受付や会場にいるスタッフが身につけるものとして、Tシャツを作成しました。デザインを担当したのは、今回のEXPOでグラフィックを統括している岡達也です。
Tシャツにあしらわれている数々の絵・・・・実はEXPOのテーマである「4つの出逢い」のそれぞれのサインを散りばめたものになっていることをお気づきになられましたか?
会場には、「本物と出逢う」「生活で出逢う」「地域と出逢う」「体験で出逢う」の4つのブースが用意されているのですが、そのそれぞれにサインが施されているんですよ!! グラフィックも今回のエキスポでは力の入れた部分なので、是非ご覧ください。
また、Tシャツプリントは、前回のEXPO2008でご協力頂いたRekyoさんに依頼をし、作って頂きました!!
「金箔という素材を通して、生活に箔をつける」をコンセプトに、活躍されているベンチャー企業さんです。社長である久保さんには個人的にもお世話になっているのですが、いつお話を聞いてもそのアイデア力には脱帽です。。。。既成概念にとらわれず、様々な視点で箔の可能性に挑戦されているRekyoさん。是非HPをご覧になってください。
Tシャツの他にも、会場の3か所と玄関口のところに合計5本のバナーがかけられています。5日にはそのバナーをバックに、15時~から野外浄瑠璃公演「三番叟」を上演します。上演後は先着50名様に和菓子とお茶とでおもてなしをする予定です。野外スペースでどのような風景が見られるのか・・・今から楽しみにしています。
明日からも、1人でも多くの人に出逢えることを楽しみにしています。
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≪特別プログラム≫
・4日(金) 10:00~12:00 「松ヶ崎小学校5年生61人と学ぶワークショップ」
13:30~15:30 「タイの留学生と行く下鴨神社ツアー」
16:30~18:30 「ギャラリートーク&茶話会」
(※一般の方の小学生ワークショップへの参加は、観覧のみ可能です。参加ご希望の方は前日までにc2k.expo@hotmail.co.jpまでご連絡ください。)
(※一般の方の下鴨神社ツアーへの参加は、先着10名様までが可能です。参加費は無料です。参加ご希望の方は前日までにc2k.expo@hotmail.co.jpまでご連絡下さい。)
(※ギャラリートーク・茶話会への参加は招待客のみとなります。)
・5日(土) 15:00~15:30 「阿波人形浄瑠璃公演『三番叟まわし』
15:30~16:00 先着50名様に冷たいお茶とお菓子のサービスをします。
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Craft Concierge 京都 EXPO2009
1.日時:平成21年9月1日(火)~8日(火) 10:00~17:00
(4日(金)5日(土)は特別プログラムを実施致します。最終日は15:00閉館となります。)
2. 場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館1F
3. 主催:京都市・京都工芸繊維大学・京都市立芸術大学・京都産業大学・京都ノートルダム女子大学
4.入場料:無料
Craft Concierge 京都
2008年に京都工芸繊維大学大学院授業科目『京の伝統工芸―知美技―』を基盤として設立しました。京都工芸繊維大学にて造形・デザイン・工学を専攻する大学院生を中心に学科を越えて学生が集まり、また教員及び研究者、そして伝統工芸の職人の方々の協力のもと成り立っている組織です。
2009年09月01日
Craft Concierge 京都 HPがオープンしました
Craft Concierge 京都のホームページをオープンしました。
リンクを貼っておきます。
Craft Concierge 京都 http://www.taft.kit.ac.jp/c2k/index.html
Craft Concierge 京都の活動コンセプトや活動内容などをまとめていますので、ぜひご覧ください。
まだ、coming soonが多いですが、徐々にコンテンツを追加していきます。
職人さんのご紹介やCraft Concierge 京都が制作した冊子「てあい」の内容などを掲載していきますので、お楽しみに。
2009年09月01日
金彩体験大盛況!
ついに始まりました、『HELLO!伝統工芸』
初日から大盛況でしたが、ブログ読者のみなさまはご来場になりましたか?
ご来場頂きました方、ありがとうございます◎
まだの方は、ご来場お待ちしております◎
初日だというにに、多くの方に金彩体験をしていただきました↓
一人でも、
男友達とも、
女の子たちも(みんな同じ色ですね、仲良し!)
彼らはみんな学生です。もちろん一般の方にもやっていただけましたよ◎
(※プライバシーの問題上、一般の方の写真は載せておりません)
予想以上の盛況で、最終日まで金彩の材料が足りるかどうか…
どうぞお早めに!
展示も相当COOLに仕上がっていますよ!カッコいい!!
みなさまのご来場お待ちしております◎
2009年09月01日
いい出逢いが生まれますように。
広報担当の竹村です。こんばんわ。
いよいよ・・・9月1日となりました。本日より1週間Craft Concierge 京都EXPO2009が始まります。
EXPOの会場となる京都工芸繊維大学の美術工芸資料館では、無事展示作品がすべて揃い、みなさんにお逢いすることを楽しみに待っています。
歴史あるものづくりに一生を捧げる職人さんがいて、その職人さんが生み出す素晴らし作品があって、そこからパワーをもらった学生達が、この素晴らしいものづくりを1人でも多くの人に知ってほしい!!という思いが、全ての原点になっています。
伝統工芸とご来場されるみなさんが、良い形で伝統工芸と出逢って頂くために、学生1人1人がアイデンティティともいえる能力を出し合いEXPOを制作しました。
残すは・・・ご来場されるみなさん1人1人の力で、1週間のEXPOがより良いものになることを楽しみにしています。
1人でも多くの方に出逢えることを、そして1人でも多くの方が伝統工芸と良い形で出逢えることを心より願っています。
Craft Concierge 京都スタッフ一同 心よりお待ちしております。
PS:写真は、EXPOでも作品を出展されている、浅田製瓦工場にある大黒様です。EXPOの成功を見守ってくれています。
Craft Concierge 京都 EXPO2009
1.日時:平成21年9月1日(火)~8日(火) 10:00~17:00
(4日(金)は特別プログラムを実施致します。最終日は15:00閉館となります。)
2. 場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館1F
3. 主催:京都市・京都工芸繊維大学・京都市立芸術大学・京都産業大学・京都ノートルダム女子大学
4.入場料:無料
Craft Concierge 京都
2008年に京都工芸繊維大学大学院授業科目『京の伝統工芸―知美技―』を基盤として設立しました。京都工芸繊維大学にて造形・デザイン・工学を専攻する大学院生を中心に学科を越えて学生が集まり、また教員及び研究者、そして伝統工芸の職人の方々の協力のもと成り立っている組織です。
2009年08月31日
エキスポまであと1日!搬入設置準備
広報担当の小島です。
エキスポ開催まであと1日に迫りました!
京瓦の作品搬入・開催準備が完了しました。
京瓦の作品を展示しました。慎重に・・・慎重に・・・
てふてふカッフェの作業風景。クリアケースの中は一体・・・・・!?
玄関口までの通路もお掃除です。スタッフみんなで頑張っています。
玄関口もブラシで一生懸命お掃除です。 是非きれいになった入口も見てください。
Craft Concierge 京都 Expo2009もいよいよ明日からスタートです。
みなさん、来場お待ちしてます。
Craft Concierge 京都 EXPO2009
1.日時:平成21年9月1日(火)~8日(火) 10:00~17:00
(4日(金)は特別プログラムを実施致します。最終日は15:00閉館となります。)
2. 場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館1F
3. 主催:京都市・京都工芸繊維大学・京都市立芸術大学・京都産業大学・京都ノートルダム女子大学
4.入場料:無料
Craft Concierge 京都
2008年に京都工芸繊維大学大学院授業科目『京の伝統工芸―知美技―』を基盤として設立しました。京都工芸繊維大学にて造形・デザイン・工学を専攻する大学院生を中心に学科を越えて学生が集まり、また教員及び研究者、そして伝統工芸の職人の方々の協力のもと成り立っている組織です。
2009年08月31日
Expo2009の告知サイトをオープンしました
Craft Concierge京都 Expo2009の告知サイトをオープンしました。
以下にリンクを貼っておきます。
Craft Concierge 京都 Expo2009 http://www.taft.kit.ac.jp/c2k/expo2009.html
Expo2009の内容についてまとめて記載していますので、ぜひご覧ください。
また、先日お伝えしたCraft Concierge 京都 のコンセプトなどをまとめたホームページはオープンまでもう少し時間が掛かりそうです。オープンしましたら、またご連絡します。
さて、Craft Concierge 京都 Expo2009もいよいよ明日から始まります。
皆さんにお楽しみいただくために、メンバーは準備に走り回っています。
ぜひ、期間中は会場まで足を運んでいただき、その成果をご覧ください。
よろしくお願いします。
2009年08月30日
準備中・・・
展示チームの田中です。
今日から、展示品の搬入が始まりました。
本日の大仕事!今回の展示の目玉の搬入です!
運んでる写真がないんです・・・ほんとうにたくさんの人に手伝っていただきました。
ありがとうございました!!
写真はそろそろ飾りつけも完了したところです。本物は、展示会場に見に来て下さいね☆
本物に出会う展示。。。
ガラスケース内での作業です。
なんだか遊んでるみたいですが・・・・色々試行錯誤しながら展示しています。
今日は金彩の荒木さんが展示チェックに来てくださいました。
荒木さんの修正が入ったとたんに、ガラスケース内が、ほんと素敵に輝きました。
さすがです!!
飾金具の森本さんから差し入れして頂いたドーナツを食べて休憩しながら
バナーをたらしてみたり
ワークショップの練習をしてみたり
この金彩の柄なかなか素敵だねって言いながら
展示の準備は着々と進んでいます!!!
中野研の部屋、てふてふカフェも、ちらっと覗くと。。。。。
これまたすごい!!!
見に来た人だけが、味わえる、感動があります!
ぜひぜひご来場下さい!!
2009年08月30日
エキスポまであと2日!搬入設置準備
広報担当の小島です。
タイトルの通り、エキスポ開催まであと2日に迫りました。
本日は、開催場所である美術工芸資料館にて錺金具、金彩の作品を搬入しました。
なんとこれは一体!?
錺金具の作品設置作業風景。みんな真剣に作業されています。
てふてふカッフェ開店準備中!
金彩の作品設置作業風景。
作品の良さをさらに引き出すにはどうすればいいのか、微妙な位置を調整中。
錺金具の作品をお借りしている森本様から差し入れを頂きました~。
明日は京瓦の作品搬入です!
乞うご期待!
Craft Concierge 京都 EXPO2009
1.日時:平成21年9月1日(火)~8日(火) 10:00~17:00
(4日(金)は特別プログラムを実施致します。最終日は15:00閉館となります。)
2. 場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館1F
3. 主催:京都市・京都工芸繊維大学・京都市立芸術大学・京都産業大学・京都ノートルダム女子大学
4.入場料:無料
Craft Concierge 京都
2008年に京都工芸繊維大学大学院授業科目『京の伝統工芸―知美技―』を基盤として設立しました。京都工芸繊維大学にて造形・デザイン・工学を専攻する大学院生を中心に学科を越えて学生が集まり、また教員及び研究者、そして伝統工芸の職人の方々の協力のもと成り立っている組織です。
2009年08月29日
『人形浄瑠璃の巻』 - 其の一
(随分経ってしまっていますが…)前回お約束したように今回は、
来る9月5日に資料館裏スペースで公演予定の人形浄瑠璃について。
演目『三番叟まわし』そして、上演してくださる『阿波木偶箱廻しを復活する会』を
2回に分けて少しずつではありますが、紹介させていただこうと思います。
『阿波木偶箱廻しを復活する会』は1995年に発足され、「箱廻し」「三番叟まわし」「えびすまわし」など門付け芸の調査研究と技術の伝承・資料の収集・公演・講演会などを主な活動とされています。
さて、『箱廻し』とは…?
○阿波木偶「箱廻し」
徳島の人形浄瑠璃芝居が、幕末から明治にかけ全盛期を迎える中、箱廻しは、芝居小屋や農村舞台で演じられた人気外題(歌舞伎や浄瑠璃などの演目の題名)を路傍で簡易に演じた大道芸として人々に受け入れられました。
←人気外題 箱廻し「絵本太功記」
←人気外題 箱廻し「傾城阿波の鳴門」
箱廻し芸人は、2人か3人が一組になり、ふたつの木箱に数体の木偶を入れ、天秤棒で担いで全国を移動し稼ぎました。数体の木偶を一人で操りながら浄瑠璃を語ります。
全国の農山村に阿淡系の木偶文化を運び、各地の人形芝居に大きな影響をあたえ、人々に親しまれた「箱廻し」は、昭和初期に街角から姿を消しました。
『阿波木偶箱廻しを復活する会』の皆さんは、この「箱廻し」を復活し、伝承しようと精力的に活動されています。
そのうちの1つ『三番叟まわし』については、また後日お伝えしようと思います。
この『三番叟まわし』は、2009年 第2回ACCU(ユネスコ・アジア文化研究センター)賞を受賞されたものです。
私自身あまりない機会だととても楽しみにしています。
しかしそれ以上に、決して大きくもなくしっかりとした後ろ盾のない団体が
日本はもちろん世界にはたくさん存在していて、
その、国の指定も受けていないような文化や伝統を守り伝えていくために
どのようにして働きかけなければいけないか・の実践例として見せていただける
大事な機会ではないか・と思っています。
9月5日(土) 15:00~15:30
「阿波木偶箱廻しを復活する会」の方達による人形浄瑠璃上演
2009年08月27日
エキスポ開催まであと4日!!
エキスポ開催まで1週間をきったと思ったら、もう4日前までせまってきました。。。。
時間のたつのは本当に早いですね。
エキスポ開催が目前にせまり、各グループ準備で慌ただしくしています。
展示チームは、3工房からの展示作品の搬入の準備をやっています。
ツアーチームは、小学生WSと下鴨神社ツアーの最後の準備!!
ものづくりチームは、工房での作業も終え、続々と作品が仕上がっています。
広報の方は、報道機関へのプレスリリースを終え、新聞にぽつぽつと掲載されるようになってきました。
(京都新聞8月27日朝刊掲載:http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009082600161&genre=G1&are... )
日数が減るごとに準備の量と加速度が増していくのですが、1週間無事にエキスポを運営し、ご来場頂いたみなさんに楽しんで頂けるように、あと少しがんばりたいと思います。
写真は、今週の水曜日に行った裏スペースおそうじの様子です。
クリーナーと人力デッキブラシのコラボレーションで、裏スペースのほぼ全域を磨き終えました。
この場所で、伝統工芸との出逢いを含め、様々な出逢いが生まれることを楽しみにしています!!
Craft Concierge 京都 EXPO2009
1.日時:平成21年9月1日(火)~8日(火) 10:00~17:00
(4日(金)は特別プログラムを実施致します。最終日は15:00閉館となります。)
2. 場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館1F
3. 主催:京都市・京都工芸繊維大学・京都市立芸術大学・京都産業大学・京都ノートルダム女子大学
4.入場料:無料
Craft Concierge 京都
2008年に京都工芸繊維大学大学院授業科目『京の伝統工芸―知美技―』を基盤として設立しました。京都工芸繊維大学にて造形・デザイン・工学を専攻する大学院生を中心に学科を越えて学生が集まり、また教員及び研究者、そして伝統工芸の職人の方々の協力のもと成り立っている組織です。
2009年08月26日
下鴨ツアーに関して
9月4日に午後からの下鴨ツアーに変更があります。
鴨脚家・下鴨神社の見学とありますが、今回は下鴨神社のみの見学となります。
鴨脚家に関しては9月1日~8日の美術工芸資料館にて展示パネル内に情報を載せていますのでチェックしてみてください!!
鴨脚家の見学はまたの機会にとっておきましょう!
「えー、でも下鴨神社ってよく知っているしなぁ。」
と思われた方!!!
ちゃんとツアーチームは考えていますよ!
京都工芸繊維大学造形工学域の矢ヶ崎准教授が現地にて
レクチャーをしていただくことになっています!!
ガイドブックに載っている下鴨神社の情報とは違う
「伝統文化」、「建築」からのアプローチを含んだ内容満載のレクチャーです。
エキスポを楽しみにしてて下さいね。
2009年08月25日
染めもの
エキスポまで1週間をきりました。着々と準備は進んでいます。
ワークショップで金彩を施す白い布・・・
このままでもいいけど、他にも色があればなあ。。
ということで、工繊大の染色を研究している浦川先生にお願いをして、いろんな色に染めました!!
まずは、染料その他いろいろ入ったバケツに、布をいれ、ぐるぐる回しながら10分・・
ムラにならないように、ゆっくり布に染料をしみこませます。
その後、空気酸化させ、水で洗います。
空気に触れさせるだけで、みるみる色が変わるものもありました!
次にソーピングです。
ソーピングとは、余分な染料を洗い流す作業です。
お手伝いして下さった乗さんが、石鹸水の入った鍋でグツグツしています。
10分くらいで鍋から取り出し、石鹸を落として、干していきます。
ちょっとずつ色合いが違ってすごく綺麗です!!
乾いてきたら、アイロンがけです。そろそろ疲れてきた坂下さん。
全部で300枚!!
なんと、坂下・田中の2人と、乗さんのお手伝いで、丸一日かかりました・・・・
で、完成したのが、こんな感じ。
4色の予定でしたが、実際に染めてみると、染料の具合などで、たくさんの色になりました。
どれでもお好きな色の布に、金彩を施すことができます。
実際、来場されてから、お気に入りの色を見つけて下さい。
ただし・・・
金彩を施すと洗濯できないので、ハンカチではなく、敷物、飾り布にして使って下さいね☆
2009年08月23日
てふてふカッフェ(京瓦チーム)
てふてふカッフェ、京瓦チームの山本です。
以前の記事にもある通り、
私達は、伝統工芸に出会う場としての、
仮想の「てふてふカッフェ」というカフェのために、
京瓦を用いた作品の制作をしています。
京瓦とは、京都独特の瓦の名称です。
主な特徴は、粘土に「磨き」をかけることです。
焼く前の粘土に何度も磨きをかけることで、
独特の優雅な光沢が出ます。
今やほとんどが機械で大量生産される瓦ですが、
今回お世話になった浅田製瓦工場さんでは、
今も昔ながらの方法で瓦を制作されています。
通常は屋根材として用いられる瓦ですが、
今回私達は、お皿や花器など、カフェやお家で
使えるものを制作しています。
浅田さんにアドバイスをもらって、デザインを練り直し、
教えてもらいながら、それぞれが作品を作っていきます。
↑浅田さんに磨きのお手本を見せてもらうの図。
↑へらで粘土を磨いていきます。
でもこの「磨き」がなかなかうまくいきません!
粘土が乾かないうちに、手早く綺麗に仕上げるのがポイントです。
磨きの作業が終われば、後はしっかり乾燥させて、窯で焼きます。
↑右の粘土は、だいぶ乾いてきていますね。
今は、乾燥した作品を窯に入れる、
窯積みの作業が終わったところです。
数日後、窯から作品を出し、
錺金具•金彩の作品と共に、いよいよ会場に展示します。
焼き上がった京瓦はどんな光沢が出るのでしょうか。
私達も仕上がりが楽しみです!
錺金具•金彩•京瓦のコラボレーションや、
カフェ空間の演出も、
ぜひ会場にいらして確認してくださいね!
お待ちしています。
2009年08月20日
きっかけ
去年に引き続きエキスポのフライヤーなどのグラフィックデザインを担当している岡です。
フライヤー、ポスター、冊子も出来上がってきて準備もそろそろ大詰めといったところです。
今年のエキスポは「HELLO! 伝統工芸」というテーマで開催しますが、作品とさらにつくり手である職人の方々にスポットをあてた内容になっています。
僕は、各工房の取材にも写真の撮影で同行しましたが、伝統工芸という仕事に誇りをもってものづくりをされている職人のみなさんの持つ魅力もお伝えできればと思っています。
会場に来ていただければ、これまで特に興味がなかった人も、作品と同時につくり手を介することで、興味を持つきっかけになるのではないでしょうか。
このエキスポが、来ていただいたみなさんにとって伝統工芸に興味を持つきっかけになればと思います。
2009年08月19日
触れる展示!
着々と展示チーム、進行中です。
改めまして、本EXPOでは
<京瓦><金彩><飾金具>の伝統工芸が中心になっています。
(*飾金具の「飾」、本当は金ヘンに芳)
普段は触っていただけないものばかりですが、
「今回だけは!」とお願いしまして…
…なんと!
手にとって見られる工芸も用意することができました◎わお!
たとえば飾金具では、手作りの鈴と、型作りの鈴を展示予定です。
音がぜんぜん違います、是非実際にお聞きください。
他にも取り揃える予定です!
京都は洗濯には最適の、暑い日が続いています。
皆様におかれましても、夏バテにならないようお気をつけください。
2009年08月18日
プレスリリース!
広報担当の小島です。
エキスポ当日まであと2週間となりました。
各チームとも忙しさが増してきています。
是非ともその集大成を皆様に見ていただきたいと改めて感じています。
そして、各チームに負けじと広報も着実に役割を果たしています。
そもそも広報の役割は、Craft Concierge 京都 EXPOの活動内容を発信することですが
本日は、各報道関係者宛にプレスリリースを郵送で送りました。
郵送するため報道資料を袋詰めしました!
是非、取り上げていただきたいです!
もし取材が決まれば、皆様にもお伝えしますので
楽しみにしててください。
Craft Concierge 京都 EXPO2009
1.日時:平成21年9月1日(火)~8日(火) 10:00~17:00
(4日(金)は特別プログラムを実施致します。最終日は15:00閉館となります。)
2. 場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館1F
3. 主催:京都市・京都工芸繊維大学・京都市立芸術大学・京都産業大学・京都ノートルダム女子大学
4.入場料:無料
Craft Concierge 京都
2008年に京都工芸繊維大学大学院授業科目『京の伝統工芸―知美技―』を基盤として設立しました。京都工芸繊維大学にて造形・デザイン・工学を専攻する大学院生を中心に学科を越えて学生が集まり、また教員及び研究者、そして伝統工芸の職人の方々の協力のもと成り立っている組織です。