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2009年08月06日

裏スペース

はじめまして。
Craft Concierge 京都 EXPO2009 裏スペース担当の金有加です。

さて、いきなりですが”裏スペース”とは…?

私達EXPOのスタッフメンバーの間でそう呼んでいるところで、これはEXPOが開催される京都工芸繊維大学美術工芸資料館(:以下、美術工芸資料館)の裏口にあたる部分を指しています。


裏スペース


今回のEXPOではこの裏口部分を入り口として、ここからお客様に入っていただき美術工芸資料館内での展示やワークショップを楽しんでいただこうと思っています。
これまでもメンバーがお伝えしていたように、
今回私たちが掲げるEXPOのテーマは

『伝統工芸との”出逢い”』

美術工芸資料館の中には、
4つの異なるアプローチから”出逢い”の場が演出されています。
私の担当する”裏スペース”は、
その4つの出逢いの場へお客様をいざなう大切な部分。
メンバー達の趣向をこらした取り組みに少しでも多くのお客様が出逢っていただけるように、その出逢いの場への”入り口”となる部分を素敵に演出していこうと考えています。

その一つとして、屋外ではありますが
入り口付近に少し休憩スペースを用意する予定です。
毛せんを敷いた床机と呼ばれる木製の長椅子に番傘…
9月とはいえまだまだ暑い日差しの下ではありますが、少しでも涼しげな空間を作っていきたいと考えています。

考えてみれば、昔はクーラーも扇風機もなかったんですよね。
人々は打ち水をすることで風を家の中に呼び込んだり、風鈴の音など、決して今のクーラーや扇風機には勝てないけれど、
それでも涼しさを生み出す工夫をこらしていたんです。
お金を使うことは簡単。
でも、そうではなくて自分たちが出来ることから始めていくことってとても大事なことだと考えています。

そうそう。
EXPOの開催中、訪れてくださったお客様には冷たいお茶でおもてなししようと考えています。
ぜひ美術工芸資料館の外、木漏れ日の中で風の通る音を聞きながら、おいしいお茶をいただいて帰ってください。


今回少しでしたが、番傘について触れさせていただきました。
次回は、その番傘についてのレポート、
『京和傘 日吉屋さんへの訪問』
また、
『裏スペースのお掃除』
について順にお伝えしていこうと思っています。


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Posted by Craft Concierge京都 at 12:15│Comments(0)おもてなし
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